3美麻フェスティバルに参加 04.8

BonShancar2005-01-04

 控訴審の準備期間中の8月、桂川君の地元信州安曇野の一角で、大麻産業の復活を期すイベントが催さた。栃木県と並んで、戦前は大麻産業で有名だった長野県では、最近のヘンプ・ブームに乗じて、伝統の地場産業を復興する気運が生じた。
 ただし問題は栽培免許申請の煩雑さにあった。元栽培農家の要望は、現行の知事レベルから市町村長レベルに、免許取得を簡略化することであり、美麻村のイベントもそのためのデモンストレーションだった。

 5月末の救援拡大会議に次いで、再び安曇野を訪れた私は、8月13日から15日まで、「美麻フェスティバル」に参加し、スタッフを担当した安曇野勝手連の仲間たちと共に、産業ヘンプのグッズに目を見はり、アトラクションを楽しんだ。私の麻里花詩の朗読には「ノースマウンテン」のバンドと、丸井さんの尺八が伴奏についた。


ヘンプ・ブーム 
      
信州安曇野は“美麻”という名の村で
戦後アメリカ占領軍につぶされた
伝統の地場産業を復活せんものと
“道の駅”を会場に 商工会が主催する
輸入ヘンプの茎と実による産業見本市
    
内外のヘンプ業者が 持ち寄ったのは
ヘンプ繊維 ヘンプパルプ ヘンプ建材
ヘンプオイル ヘンプ食品 ヘンププラスチック 
ヘンプビール ヘンプアート ヘンプ化粧品
そして地元特産のヘンプミュージック
 
道の駅に立ち寄ったドライバーたちが尋ねる
「ここに集まっているのは どういう人たちですか?」
「なんだか特殊な人種みたいですね」
ヘンプクッキー売りの若者が答える
「いいえ 麻を愛するフツーの人たちですよ」
    
“美麻フェステバル”の翌日 別会場で
ヘンプの葉と花への差別に反対する
親THC派の麻の民が
安曇野の栽培家を奪還すべく
反弾圧マリファナ会議を開いた
   
04,8   信州 安曇野