ポンの近況桂川救援運動とアナナイ詩

9勝訴祈願のハラハラボンボン 05.2

桂川控訴審の判決公判に向けて、関西勝手連は多彩なイベントを企画中である。ハイライトはなんといっても扇町公園から裁判所までの約1キロのヘンプ・パレードだ。集会やデモの規制がますます強化される昨今、いかに楽しく効果的なパレードが演出できるか、…

8運命の時は近づく 05.01

桂川裁判は公判のたびに傍聴人が増え、1月14日の第4回公判では、ついに定員40名の傍聴席に入れない人が数名いた。(次回は大法廷を申請することにした) 過去3回の公判は、丸井弁護士の巧みな質疑によって、桂川被告の大麻談義に耳を傾けて来た判事や検事が…

7アナナイ様のボンボンサーカス 04.12

「せいかつサーカス」のけん坊(佐武研治)から「12・23の中之島公会堂を押さえた」と連絡があったのは、桂川救援運動に乗り出す以前だったから、私には何のアイデアもなかった。 9月はじめに控訴審初回公判で大阪へ行き、お好み焼き「てんご」の集会で…

6被告人質問と情宣活動 04.11

1〜3日、京都精華大学の学園祭に招かれて参加。当初の企画では、学長の中尾ハジメ氏と私の対談が予定されていたのだが、学長の都合により実現せず、再会のチャンスを逸した。 2日目は高遠菜穂子さんの講演の後、ステージにナナオサカキ、ヨシダミノル、沢…

5勝手連の拡大と乗り 04.10

控訴審第2回公判の前日、私は土佐のキンドーと共に大阪拘置所の桂川君と面会し、その並々ならぬ心意気に聞き入った。接見後、丸井弁護士と共に前回と同じ天満のお好み焼屋「てんご」を訪れ、勝手連の仲間約40人と救援会議を開いた。 折から九州ツアーを終…

4控訴審が開始された04.9

裁かれるのはどっちだ?! −控訴審第一回公判傍聴記−桂川救援全国勝手連 代表 ポン 山田塊也 わが国の大麻研究の第一人者としてアングラ世界では知る人ぞ知る桂川直文君は、昨03年7月近畿厚生労働省麻薬取締部によって逮捕され本年4月大阪地裁にて「懲役5年…

3美麻フェスティバルに参加 04.8

控訴審の準備期間中の8月、桂川君の地元信州安曇野の一角で、大麻産業の復活を期すイベントが催さた。栃木県と並んで、戦前は大麻産業で有名だった長野県では、最近のヘンプ・ブームに乗じて、伝統の地場産業を復興する気運が生じた。 ただし問題は栽培免許…

2全国勝手連の形成04.5〜7

私に救援運動の出番が回って来たのは、昨04年春、大阪地裁が桂川君に対して、「懲役5年、罰金150万円」という、大麻事犯としては最重刑の判決を下した後のことだ。 このでたらめな判決に対して、桂川君はすかさず控訴したが、一審の救援を担当した「カ…

1一審判決までのあらまし 04.4

桂川直文君は1951年、長野県北安曇郡池田町で、3人兄弟の次男として出生した。 高卒後は父親が経営する印刷屋と若干の田畑を手伝いながら、大麻やキノコの世界を知った。我々の出会いは、私が飛騨にUターンした87年、デットヘッズのキヨシ(吉井清)…

はじめに

ブッシュという愚な大統領を看板に立てた、恐るべき陰謀家たちの巨大帝国アメリカが、大量破壊と大量殺戮によって、世界を破局に追いつめつつある危機の時代に、大麻どころの話ではないと人は言うだろう。だがそれは大麻を趣味嗜好のジャンルでしか見ていな…